「ホームセンターに行きたい」という嫁の足として11時少し前に家を出たのがある土曜日のことでした。
腹もすいていたこともあり車中では当然のように「昼めしどうする?」という話になりました。
その時、稲城長沼駅を通り過ぎたところ辺りで川崎街道を走っていたので、以前に伺ってチャーハンがうまかった 風龍苑 へ連れて行ってあげようと「ここよってみよう」と2度目となる訪問となりました。
駐車場がよくわからず通り過ぎてしまったりとアクシデントは合ったものの食べた 炒め焼きそばと、定食として小さな黒板に書かれていた レバー焼定食 をいただくことにしました。
どちらもこれが絶品で美味い!
今回はJR南多摩駅周辺の街中華 風龍苑 でランチに頂いた 炒め焼きそば と レバー焼き定食 について書いてみたいと思います。
川崎街道沿いの街中華の名店である JR南多摩駅周辺の 風龍苑 は目立ちにくいですが味は一級品!
こちらは裏通りからの入り口でありまして、時がたった感が趣のある雰囲気を漂わせております。
この外観を見て「ねえねえ!ここ旨そうだから入ってみようよ!」となる方は、かなり食に対するレーダーが発達している人でしょう。
駐車場の案内ように建てられた看板も小さい・・・
とまぁ無事に駐車場に車を止めることができ、入り口のドアをガラガラと開けてみると、本日一番乗りのお客であるようで、カウンター内に店主が一人おるだけでありました。
「入って大丈夫かな?」という不安を持ちながら「いいですか?」と伺うと「どうぞ」と快く案内されたので、2人掛けのテーブル席に座ることに。
風流苑は10席ほどのカウンター席と2人掛けのテーブル席が2つというやや小ぶりな店内
何を頼もうかな?と考えながら、非常に雰囲気のある店内を見渡し
カウンターの上や壁一面に貼られた漢字で書かれ、横に読み方が勝てあるメニューで一杯であります。
デザインとして敷き詰められたようなメニューを見ていると、まさに異国にでもきたような雰囲気を満喫できます。
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コスパの高い風流苑の定食
正直、何を頼もうか?品数が多いことと、以前に伺った時にミセス3人グループが話していた「レバーもおいしいのよ。〇〇さんはわざわざここまで焼そばを食べに来るんだから」という会話が耳に残り、注文を惑わせるのであります。
「う~ん、決められない・・・」ならばと店主に「おすすめは?」と聞いてみると「焼き物がいいの?飯?そば?そばなら焼きそばが人気あるよ」といったことをお聞きしたので、迷った挙句 炒め焼きそばとレバー定食を頼むこととなりました。
もう10か月以上も前に聞いた、ミセス3人グループの会話に背中を押された形となるオーダーとなったのは、ある意味不思議であります。
5分ほどで提供された風流苑の焼きそばはあんかけがとてもいい味つけ!
一番乗りでしたから料理が出てくるのも早くて当然かもしれませんが、待つこと5分ほどで提供されたのがこちらの焼きそばであります。
ソース焼きそばを連想しておりましたがあんかけをかけた、炒められた焼きそばは予想外。
多めに盛られたからしがどんなアクセントとなってくれるのでしょうか?
改めて見てみると結構なボリュームであります。
つけられたスープ。
レンゲですくいフ~フ~、ゴクリ。
一応20秒ほどの動画にも納めてみました。
湯気が上がるほどアツアツです。
こちらは嫁が頼んだので、小皿をもらい一口いただいてみると
しょっぱなからガツンと濃ゆい味が口の中に攻め込んできます。
タケノコやらピーマンといったあんかけには欠かせない食材もいい感じに炒められており、焼いた麺の香ばしさを感じながらいただく。
カレーでもシチューでもかき混ぜて食べるという少々下品な食べ方が好きな僕でありますが、この焼きそばはあんかけと焼きそばのまじりあっていない食べ方の方が好みでした。
そしてこのからしが、多めにつけても辛くない!
あの鼻にツ~ンとくる辛さを感じることはありません。
ということは、脂分が多いということなのでしょうか?
味のしっかりついたあんかけと焼目だけの焼きそばのバランスが絶妙なうまさを引き出している一品であります。
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風流苑の定食 レバー焼 はネギとピーマンにレバーというシンプルな食材ながら焦げ目の付いた絶品料理!
焼きそばをいただきながら次に運ばれてきたのがレバー焼定食です。
レバニラ?
ニラレバ?
ではなく、ピーマンと長ネギ、焦げ目の付いたレバーというこれまで食べたことの無い見た目の料理であります。
そして白飯の盛りがいい!
体を動かした後のランチなどには最高にもってこいの盛り方であります。
こういうの男はテンション上がるんですよね。
レバー焼き定食も20秒ほどの動画をとってみましたので熱々の料理をぜひご覧ください。
味付けは醤油ベースの中華味といったところでありますが、焦げ目の付けられたレバーがこれまたうまい。
ねぎにも焦げ目が
そして理想的に盛り付けられた白飯と
これが合わないわけがない!
途中箸休め的にたくあんをコリコリ
またレバー焼に戻りねぎやらレバーやらをまとめて口の放り込むと
飲み込む前に白飯が欲しくなるという無限ループの完成であります。
下敷きになっていたキャベツもおいしくいただきました。
店舗にもよるかと思いますがレバニラのような若干野菜などの甘味を感じるスタイルの料理ではなく、醤油系の味付けで炒められた風流苑のレバー焼きは別次元の旨さであることはお伝えしておかなければいけないでしょう。
駐車場について
実は一度通り過ぎ、少し戻って見つけた看板沿いに細道を入っていくと
「本当にここであってる?」という不安がよぎりますが
南武線の高架手前に無事駐車場を見つけることができました。
ふ~~~!
無人の野菜が販売されていたりと、ここは本当に東京なのか?と心和む道すがらとなるでしょう。
駐車場はたしか3~5台ほどのスペースですのでお昼時は混雑するかもしれません。
JR南多摩駅周辺の街中華 風龍苑の営業時間や定休日、住所について
営業時間:日曜から木曜日は11時~21時 金土曜は11時~20時
定休日:水曜日
住所:〒206-0801 東京都稲城市大丸512−1
さいごに
1度目の訪問では チャーハン をいただいたのですが、少し柔らかめでガツンとしっかり目の味付けが大変気に入り、また来ようと思いつつもはや10か月。
時がたつのは早いものです。
今回の焼きそばやレバー炒め定食はもちろんうまかったのですが、メニューが多すぎて「結局どれが美味いんだろう?」という疑問を残すところであります。
それは11時の開店一番乗りで入店し、その後すぐに満席状態となり皆さんが頼んでいた料理の中でよく「エビチャーハン」という声が聞こえていたからです。
「え・・・!?海老チャーハンが人気なの?」と気になりすぎたのですが、なかなか実物は見ることができなくて、、
食べ終えてお会計を済ませ、お店を後にしようとドアを出かけた瞬間に「はい!エビチャーハン」という掛け声が聞こえ、覗いてみるとゴロゴロと海老が入っておりました。
「え~~~こんなの見たらまた食べに来なくちゃじゃん!」と後ろ髪惹かれつつ、風龍苑の奥深さと懐の深さに乾杯しつつもお店を後にするのでした。
いや~街中華っていいな~~!
今日もうまい飯を食べておなか一杯幸せいっぱいでごちそうさまでした。
またこちらには、南多摩駅周辺で食べらランチ店をまとめた記事がありますので、ぜひ読まれてお店選びの参考にされてください。
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