今回ご紹介するお店は、東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩1分に位置する個性派イタリアン「オステリア・ボーノ」です。
シェフこだわりの食材をはじめとした、日本ではあまり知られていない本格イタリアンが楽しめます。
まるでイタリアの田舎町のレストランにいるかのような独特な雰囲気も楽しめる「オステリア・ボーノ」の魅力をお伝えします。
平日ランチタイムに行ったオステリア・ボーノ
2020年3月の平日ランチタイム、12時頃に初訪問。
池尻大橋駅から大道路沿い1本入った道、地下1階にイタリアン料理店「オステリア・ボーノ」があります。
外観は緑あふれる外壁と100種類以上のメニューボードが貼られています。
地下に行く階段にはおびただしい数の芸術や音楽、舞台関係のポスターが貼られています。
階段が急なので気をつけてください。
階段を降り店内に入ると、あらゆるジャンルの雑貨が飾られています。
一人で訪問した場合、カウンター席を案内されます。
テーブル席希望の場合は伝えてみてください。
お昼時でしたが混み合ってはいなかったので、テーブル席に移りたいと思いつつも、店主の独特な雰囲気で言い出さませんでした。
コロナの影響も関係しているのか、客層は常連が3名、新規が2名と多い人数ではありませんでした。
常連の方はメニューを即決されており、「オステリア・ボーノ」の味を求めて来店されている印象でした。
店内の様子について
席数はカウンターが5〜6席、テーブル席が30席ほどあります。
スタッフはホールに女性1人、男性シェフ1人でお店を切り盛りされていました。
女性も柔らかな雰囲気の方で、メニューで分からないものがあったので尋ねると丁寧に答えてくれました。
シェフはさすが職人という方でテキパキ仕事をされており、スタッフへの指示は的確で料理への情熱を感じました。
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ちょっとわかりにくいメニューでした
パッと見ただけではどれを頼みたいか分からないメニューです。
ディナーメニューからも選べるので、迷いに迷い注文までに10分近くかかりました。
オーダーを取って下さったスタッフに「カネロニは何ですか?」、「ビステカってステーキのことですか?」と質問したところ、丁寧に答えてくださり料理のイメージがわきました。
初めて耳にする料理名は、文字だけではなく料理の写真やイラストがあると分かりやすく安心しますよね。
今回は、Aセット(スープor前菜orサラダ+一品料理)で、サラダとラザニアを注文しました。
パンも無料でついてきます。
注文してから、シェフが早速ドレッシングを作り、丁寧に葉物野菜を皿に並べ、カットした根菜を盛り付けしていました。
サラダ1つでも出来たものをすぐに運ぶのではなく、注文後から作ってくれるのは嬉しいポイント。
食べてみると、ビネガーとオリーブオイルベースに塩胡椒をアクセントとし、酸味がマイルドなドレッシングです。
シャキッと葉物野菜の新鮮な歯応えと爽やかな野菜の風味が広がり、ドレッシングとの相性も良く野菜の味を引き立てる素朴な味わい。
市販のイタリアンドレッシングは酸味が強いものが多いですが、ビネガーの配合がちょうど良かったです。
熱々のラザニア
サラダを食べ終える頃に、熱々のラザニアが運ばれてきました。
パッと見た感じでは量が少ないように見えましたが、食べ進めると女性にはぴったりの量でした。
ペジャメルソースはコクはあるものの後味あっさり。ミートソースは酸味がなくトマト味に近いです。
また、ラザニアに散りばめられているモッツァレラチーズは伸びが良く、もちっとした食感です。
チーズのコクと塩味がペジャメルソースの甘みと絶妙にマッチしていました。
全体的にチーズとペジャメルソースの味が前面に出ていましたが、過度さがなくさっぱりテイストのラザニアです。
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池尻大橋のイタリアン、オステリア・ボーノの営業時間や定休日について
営業時間は、ランチタイムは水〜金で11時30分〜14時、ディナータイムは月〜金で17時30分〜20時です。
土日は料理教室を開催、定休日は無休です。
現在はテイクアウトメインで営業されているので、提供メニューや営業時間は事前にお店にお問い合わせください。
さいごに
駅前の大通りを1本入ると、閑静な住宅街が多い池尻大橋。
「オステリア・ボーノ」は店主の独特な佇まいと料理を提供しています。
日本ではあまり聞き慣れないメニューが多いので、本場のイタリアンを堪能したい方、こっそり一人で訪れたい方、同僚や友人と訪れたい方におすすめです。
池尻大橋駅から徒歩1分に位置していること、渋谷から一駅ですので、ぜひ散策がてらに立ち寄ってみてください。
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