今回ご紹介するお店は、JR伊東駅から徒歩2分ほどにある支那そば「福々亭」です。
「ラーメンの鬼」とも言われた佐野実さんの「支那そばや」出身の店主が営むお店で、1999年の創業から静岡の地元だけでなく地方からの多くのお客様から愛される老舗支那そば店です。
今回は、絶えず行列ができる「福々亭」の塩・醤油わんたんラーメンの魅力をお伝えします。
また動画で見たい方はこちらをご覧ください。
静岡で有名なラーメン店、JR伊東駅から徒歩2分ほどにある支那そば「福々亭」に行ったときのこと・待ち時間は30分前後程
2016年に初めて訪問。
静岡へ旅行と言うと、必ずこちらに足を運ぶようになりました。
毎回土日に訪れていますが、11時30分のオープン時にすでに10〜20人近くの行列が出来ています。
余力がある方は、11時までに並んでおけば第一陣で店内に入れます。
ただラーメンなので席の回転が早く、待ち時間は30分前後程で済みます。
外観は白の暖簾に白の看板でカウンター席が12〜15席
外観は白の暖簾に白の看板。大通り沿いの一画にあり、外から中は見えません。
店内は、カウンター席が12〜15席ほど。
子連れでも子供用のイスはありませんが、特に問題なありません。
地元の方から観光客まで多くのお客様で賑わっています。
店主と奥様が切り盛りされていて、お二人とも仕事に集中されています。
そのため自然と店内は静かな雰囲気。
ラーメン1杯に注ぐ店主の熱気と集中力が、お客様にもしっかり響いているようです。
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「福々亭」メニューは支那そばのみ。トッピングで味変を
客層はお一人から家族連れまで幅広く、30〜50代くらいの方が多いです。
メニューは、支那そばのみ。醤油と塩味ベースから選びます。750円〜トッピングによって1000円程でリーズナブル。
飲み物とおつまみを注文される方もいらっしゃいます。
「福々亭」の営業時間・定休日、住所について
営業時間:11時30分〜14時20分と17時30分〜20時30分の二部制。
定休日:水、木曜と年末年始です。
住所:〒414-0002 静岡県伊東市湯川2丁目17−6
駐車場はなし。
夏場は日差しが降り注ぐので、飲み物を持参必須です。
待ってる際の雨宿りする場所はないため、雲行きが怪しい時は折りたたみ傘なども持参した方が安心です。
席に着いてからラーメンが運ばれるまでは約5〜10分ほど
醤油または塩ベースにするか注文間際まで悩むほど。
外で待っている間に、奥様が注文を取りに来てくれるので口頭でお伝えします。
店内で待つイスが開いたら、ご自身で中に入ってそこで待ちます。
順次カウンター席が空き次第座ります。席に着いてからラーメンが運ばれるまでは約5〜10分ほどです。
塩と醤油で麺が違うのか、タイミングによっては提供の順番が前後します。
今回は醤油と塩の両方をいただきました。
どちらも透き通ったスープと細麺、統一感のあるトッピング。
綺麗に盛り付けられたラーメンはヨダレが滴るほどの美しさです。
まずはそのままで食べましょう。
テーブルに醤油用の胡椒と塩用の胡椒、醤油が置いてありますので、適宜お好みでご使用ください。
個人的には胡椒なしでいただくのが、支那そば本来の美味しいを堪能できるのでおすすめです。
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醤油わんたんめん(税込900円)
青ネギがたっぷり、横にノリが添えてあります。
見た目は濃いスープに見えますが、飲んでみるとあっさり感の中にある醤油とまろやかさ、深みのある味わいを感じられます。
魚介と動物系の出汁を使ったスープと醤油のバランスが良く、飲み干したくなるほど。
麺を啜ってみると程よくスープの旨味がよく絡まっています。
ストレートの細麺でモチっとした食感。
柔らかめでツルツルと食べられ、喉越しが良く箸が止まりません。
チャーシューはバラ肉を使用。厚さ5ミリほどで臭みや硬さもなく、ちょうど良いふわっとした食感。
肉の甘みがギュッと詰まっています。わんたんの皮はツルともちもち。
肉が小ぶりにキュッと包まれています。
4〜5個は入っており、食べ応えバッチリです。
これぞ正統派な支那そば!と言える、誰もが好きな味わいです。
塩わんたんめん(税込900円)
透き通った黄金色のスープは秀逸なバランス。
ストレートの細麺と相性抜群です。若干ですが、塩の麺の方が細い気がします。
モチっとつるっとした食感で、スルスルとした喉越し良くいただけます。
わんたんは醤油と同じものです。
しっかりスープのコクと旨味が染み込んでいて、まるで高級は中国料理で提供されるようなわんたんスープでした。
わんたんをトッピングするだけで値段が跳ね上がるお店もありますが、良心的な価格設定だと改めて思うほど。
メンマは素材そのものの味です。
スープを邪魔しないので、最後まで最初の一口で食べた味わいを楽しめます。
繊細な塩味のスープとそれぞれの具材の旨味や食感は格別です。
さいごに
自宅の近くにあったら間違いなく週一以上で通っている「福々亭」。
職人の技が一杯の支那そばに丹精に注ぎ込まれています。
20年以上変わらぬ味を提供し続ける名店に、ぜひ一度味を運んでみてください。
一度食べたら、ふと思い出してしまう忘れらない支那そばです。
またこちらには、関東のグルメをまとめた記事がありますので、お店選びの参考にしてください。