今、京都でひそかに流行っているのが、皿盛りのデザート。
グラスやプレートの上に美しく盛られたデザートは、ただおいしいだけではなく、見た目からわくわくさせてくれるところが魅力的です。
皿盛りのデザートを食べられる予約ができないといわれるおすすめのお店【ASSEMBLAGES KAKIMOTO (アサンブラージュ カキモト)京都】をご紹介します。
ASSEMBLAGES KAKIMOTO (アサンブラージュ カキモト)京都の紹介!
2016年4月にオープンしたお店で「パティシエ」「ショコラティエ」「キュイジニエ(料理人)」の3つの顔を持つ垣本晃宏シェフのお店です。
垣本シェフは、2011年の製菓のワールドカップである「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリ」には日本代表として出場し、氷細工の彫刻で世界1位に輝きました。
また2013年にはチョコレートの世界大会である「ワールドチョコレートマスターズ」で日本代表に選ばれ、世界大会では総合4位という実績をお持ちです。
そんな垣本シェフのお店「アサンブラージュ カキモト」は、京阪電車「神宮丸太町駅」から10分弱歩いたところにあります。
京都市役所からは北へ少し歩いたところ、京都御所からは南へすぐの位置です。
京町家を改装したという、京都らしい外観のお店ですが、中へ入るとモダンでスタイリッシュな印象。
入って左手にあるショーケースには色とりどりのケーキや、チョコレート、右手にある棚には焼き菓子が並びます。
おやつ時はいつも混雑している店内!
店内は、イートイン待ちの方とテイクアウトの方で、おやつ時はいつも混雑しています。
ショーケース前は広くはなく、待つ場所もないので、待つ時間は居心地が悪いのが少しネックでしょうか?
予約ができないので、待ちたくない方は時間をずらした方がいいと思います。
お席はまるでバーのような落ち着いた雰囲気の照明に、L字のカウンター、奥にはお庭も見えて京都らしくて素敵です。
店内で食べられるのは、ショーケースにあるケーキやチョコレート、そして目の前で作ってもらえるカウンターデセール。
この、他では絶対に食べられないカウンターデセールがおすすめ。
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チョコレートでフタがしてある「テ・ベール」
デセールの中でも特におすすめなのが「テ・ベール」
まるで箱庭のように美しく盛りつけされたグラスに、チョコレートでフタがしてあり、これを仕上げで溶かして完成です。
これが「テ・ベール」です。
こちら、「混ぜずに食べてください。」と言われます。
混ぜずに・・・??
と思いながらも、食べて納得。
グラスの中には、抹茶、アーモンドパルフェ、チョコレート、柚子、トンカ豆のアイス、求肥など、色々入っていて、混ぜずに食べることで一口一口の印象が変わっていくんです!
一口ごとにワクワクしながら食べられる、とても素敵なデセールでした。
甘すぎないチョコレートケーキの「アッサンブラージュA」
ケーキでおすすめなのは「アッサンブラージュA」
こちらはワールドチョコレートマスターズの日本予選で優勝したケーキだそう。
お店の看板ケーキです。いくつもの層からなるケーキですが、甘すぎず、濃厚すぎず、それぞれの層が見事に調和したケーキで、濃すぎるチョコレートケーキが苦手な私でも、思わず唸ってしまう美味しさでした。
売り切れていることが多々ありますが、一度は必ず食べて欲しいケーキです。
「アッサンブラージュB」
「アッサンブラージュB」もおすすめで、チョコ色のAとは対照的な、白色に断面が美しいケーキです。
いちごにミルクチョコレート、アーモンドプラリネ、ホワイトチョコレートの4層からなります。
ホワイトチョコレートの甘さを、いちごがきりっと引き締める、絶妙なバランスに引き込まれます。
焼き菓子を食べてもハズレなし!
その他にも数々のケーキやデザートがありますが、どのケーキ、どのデザート、どの焼き菓子を食べてもハズレがないのはさすがとしか言いようがありません。
ドリンクメニューがアルコール中心なところも、こちらの特徴のひとつで、おいしいケーキやデザートと一緒に、アルコールを楽しめるなんて幸せですよね^^。
ワインやオシャレなアルコールが中心で、ビールもありました。
もちろんコーヒーや紅茶もありますよ。
さいごに
全体的にお値段は少し高めですが、そのお値段に以上のおいしさや感動が得られます。
一度食べたらまた行きたくなること間違いなし。
チョコレートや焼き菓子は、手土産にも喜ばれると思いますよ。
京都の素敵な雰囲気のお店で、極上のスイーツを、ぜひ味わってみてください。
またこちらには近畿のグルメをまとめた記事がありますので、お店選びの参考にしてください。