岩手県盛岡市は岩手の県北に位置する県庁所在地であり、岩手県の中心的な街でもあります。
そんな盛岡には「福田パン」という、盛岡のソウルフードとも呼べるパンがあるのをご存知でしょうか?
実はこの福田パンは、全国各地から買いに来る方が訪れるほど、大人気のパンなのです。
そこで今回は、盛岡のソウルフード福田パンで人気の種類「あんバター」「ピーナッツバター」についてご紹介していきたいと思います。
福田パンとは?
福田パンは創業1948年の、地元から長年にわたり愛されてきたパン屋さんです。
大きなコッペパンに好きなクリームや具材を挟んでくれるのが特徴のパン屋さんで、盛岡市民の朝食やおやつには欠かせない存在となっています。
福田パンの本店は盛岡駅から1kmほどの長田町という所にあります。
朝7時の開店とともに通勤、通学の会社員や学生などが多くの方が訪れます。
いつの間にか行列ができるほど人であふれてしまうほどの人気店であり、休日には県外からも多くのファンが足を運んでいるようです。
メニューはなんと60種類も!
福田パンの一番の魅力は、何といっても具材を選んで自分の好きな味をオーダーできる点にあります。
また目の前でコッペパンに具材を入れてもらえるのも嬉しいですよね。
種類が多すぎて迷ってしまうという方は、店内に掲示されている人気ランキングやおすすめメニューを参考にするとよいかもしれません。
福田パンに挟む具材は大きく分けると、おやつ系のものと惣菜系のものに分けられます。
おやつ系のものにはピーナツバターやあんバター、まろやかチョコレートやブルーベリー、さらにはクリームチーズやホイップくださいなど、なんと34種類もあります。
また惣菜系のものにはハムサンドやポテトサラダ、焼きそばやスパゲティナポリタンなどがあり、こちらも多くのメニューが揃っています。
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福田パンの基本ルールとは?
好きな具材をコッペパンに挟んでくれる福田パンですが、実は美味しいいただくためにいくつか基本的なルールが存在します。
これから福田パンにぜひ行ってみたい、という方のために、ここではそのルールについて述べていきたいと思います。
福田パンでは、コッペパンは2種類のクリームを組み合わせることができます。
ただし、甘い系と調理系の具材を組み合わせることはできません。
甘い系のは組み合わせクリームのうち、高い方の価格だけで購入できます。
例えばあん159円とホイップ163円を組み合わせた場合は、パンの代金は163円となります。
一方調理系のパンは組み合わせによってプラスの値段が変わり、さらに調理系は1種類だけでも2つの味を楽しむことができます。
ちなみに福田パンではクリームの塗り方も指定でき、上半分と下半分にそれぞれの具材を塗るのが「ミックス」、左右の半分ずつに具材を塗るのが「半々」となっています。
福田パンで人気ベスト3のパンは?
ここでは、地元盛岡市民がおすすめする福田パンのメニューベスト3をご紹介していきたいと思います。
・人気第一位「あんバター」
あんバターは福田パンで不動の人気を誇るパンで、オーダーの3割を占めているとも言われています。
とにかくあんとバターの組み合わせが絶妙で、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
福田パンを訪れた際には、まず最初に注文することをおすすめします。
・人気第2位 「ピーナツバター」
こちらも昔ながらの定番メニューですが、普通のピーナツバターより甘さが控えめで飽きがこないところが人気の秘密かもしれません。
他にも「粒いりピーナツバター」もあり、こちらもおすすめですよ。
・人気第3位 ジャムバター
福田パンのジャムバターは他で売られているジャムバターパンとは一味違っていますので、パンに対するイメージが変わるかもしれませんよ。
ちなみに福田パンのコッペパンには牛乳や卵が使われておらず、表面がこんがり、中がしっとりふんわりな絶妙な食感と味わいが魅力となっています。
まとめ
福田パンは昔から盛岡市民にずっと変わらず愛されている、盛岡のソウルフードです。
シンプルなのになぜか人を呼び寄せるパンですが、種類の多さとシンプルゆえに空きの来ない、また食べたいと思えるのが人気の秘訣なんでしょうね!
盛岡に立ち寄った際には、駅からも近い場所にありますのでぜひ一度福田パンに足をはこんでみてくださいね。