何年も通勤で利用していた明大前駅ですが、乗り換えでほぼ毎日前を通っていましたが、入店することがなかった高幡そば。
どうなんだろう?うまいのかな?などと外にまで漂ってくるそばスープのいい香りをかぎながらぼんやりと考えていました。
いつか食べてみたい!と思っていたこちらですが、今度は 行くぞ! と決心して向かうこととなりました。
今回は京王線の明大前駅ナカ高幡そば 明大前店で食べた 肉そば について書いてみたいと思います。
高幡そば 明大前店
まずは食券を購入するのですが、天玉そばを食べようと思ってボタンを探し、見つかったのでしたが、×印が付いており食べることはできませんでした。
天玉そば1択で心を決めてきたものですが、売り切れとあって心がブレブレ。
どうしよう?何にしよう?後ろに居並んでいる方の視線を感じながら焦りながら選んだのが肉そばであります。
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ほんのり甘さのある豚肉がのった豚そばが提供されたのは2分程度。忙しい時にもピッタリな高幡そば
お店の中に入り、カウンターで「お願いします」と食券を渡し、まつこと2分くらいで提供されたのがこちらのそばです。
豚バラでしょうか?画像よりも色はもっと濃い目でありました。
甘く煮られた、と書かれておりましたが、しっかりと味が染みており少ししょっぱいくらいと感じます。
蕎麦はと言うと、特段個性のあるものではありませんでしたが、のど越しの良いそばであります。
豚肉は煮詰められているせいか、しっかりと噛み応えがあり、かといって硬いというほどでもないので、食感も楽しめます。
そばと一緒に食べてみるとどうでしょう?
おおお!
おなかペコペコであることもあり濃ゆい味が体中にしみわたるようであります。
いい味だ~
食べ進める中、麩と壁を見上げてみると 鳥中華 という大好評とされた一品が紹介されているのに気が付きました。
お蕎麦屋さんの中華そばって美味い事が多いのでこちらも食べてみたいと気の多い僕であります。
今度はわかめと一緒にそばを食べてみると
おお!豚肉とは違う味わいがまたいい。
もう8割くらい食べてしまったのですが、もしかすると七味が合うのかも?とパラパラっとかけてみると
これもいい。
食べ進める中、煮込まれた豚肉はスープにだしを分けていくのでしょうか?色も薄くなり、味までも優しくなってきます。
お肉は脂身が程よくあり、シンプルでたんぱくなそばとの相性が良く、絶妙なバランスを保っております。
蕎麦本来の味を楽しみたい方はかけそばなどがいいかもしれませんが、まだ脂っこい食べ物を欲するので僕には好みの味でありました。
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高幡そば 明大前店の営業時間や定休日、住所について
営業時間:6時30分~22時
定休日:なし
住所:〒156-0043 東京都世田谷区松原2丁目45−1
さいごに
何度も、それこそ何年も前を通り過ぎ、いつか中に入ってそばを食べてみたいとぼんやりと思っていた 明大前駅なかの高幡そばでありますが、小さな店舗でありますがその味は駅そばらしい佇まいでした。
本来であれば天玉そば(かき揚げそば)が食べたかったんですが売り切れということ(12時ちょうど位に伺ったのでそもそもこの日はてんぷらがなかったのかもしれません)妥協はあったものの選んだ肉そばは何時間も煮込んで味のしっかりしみ込んだ存在感ある豚肉の食べ応えとそばののど越し、関東の濃ゆいスープが一体となって1杯を完成しておりました。
食べ進めるにつれて豚肉のエキスがスープに移り、豚肉自体の味はやわらかくなり、スープが味変していくようであります。
また時折そばに絡んでくるワカメがいい感じで、肉とはまた別の味わいを楽しませてくれました。
もう10年、20年と営業しているのでしょうか?運営歴は知りませんが、こちらは前を通る忙しい会社勤めの方や学生さんなどのおなかを満たしてきたのでしょう。
仕事中であれば、高幡そばで昼そばを食べて商談に挑んだら成約が取れた、とか、反対に快い返事がもらえなかったとかのストーリーの一つとして、食べた人の記憶に残っていくのかもしれません。
僕自身は橋本方面から明大前で乗り換えて井の頭線で渋谷へ行くという通勤スタイルを何年もしておりましたが、なぜか一度も食べることはありませんでした。
それは、いつかは食べてみたい。というぼんやりとした願望であったからかもしれません。
しかし今回実際に食べてみると、濃ゆいスープが何も入っていない胃袋の中に入っていくと、やはり幸せを感じるのであります。
次回はかき揚げそばに卵を注文して一番好きなスタイルで食べてみたいと思います。
またこちらには、明大前のランチ店をまとめた記事がありますので、読んでみてお店選びの参考にしてください。
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