今回ご紹介するお店は、東京メトロ三越前駅から徒歩1分、商業施設YUITO3階にある中国料理「桃花林」です。
老舗デパートの三越をはじめ、新型商業施設やオフィスビルが建ち並ぶ三越周辺。
銀座線、半蔵門線、JR線新日本橋、神田駅からも徒歩圏内というアクセスの良さ。
今回は、格式の高い本格中国料理をリーズナブルに堪能できる「桃花林 」の魅力とランチ飲茶コース3680円がコスパが高かったのでご紹介したいと思います。
また動画で見たい方はこちらをご覧ください。
YUITO3階にある中国料理「桃花林」にいったときのこと
2017年の2月にクーポンサイト「一休.com」のチケットを利用して訪れたのをきっかけに、ちょっとしたお祝い事で訪れるようになりました。
2010年に開業された駅直結の商業施設「YUITO」の3階にあるので、天気に左右されずにスムーズに行けます。
普段イタリアンやフレンチを食べる機会はあっても、中国料理のコースを食べることはなかなかないのですが、さすがホテルオークラの中国料理。
毎回ランチタイムに訪れていますが、カジュアルなランチでありながらも、繊細な調理で仕上げられた美しい一品を堪能できます。
店内は全て個室仕様の席になっている
外観はメニューが置かれており、コース以外にも単品メニューも用意されています。
店内に入ると、すぐにサービスマンが案内してくださります。
全て個室仕様の席になっており、テーブル席は40席ほど。
大きなテーブルにキレイな白テーブルクロス、ゆったりとした椅子で優雅なランチタイムを過ごせること間違いなし。
ガラス張りになっているので、天気の良い日は外の景色も楽しみながら食事ができます。
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スタッフのホスピタリティも高く子連れ、ベビーカー入店可能!
お祝い事や接待以外にも、1人で訪れている方も多くいらっしゃいました。
スタッフはホールに3〜4名。
ホテルオークラらしい黒服のサービスマンです。
最初にお茶をポットでサービスしてくださるのですが、食べるペースやお茶を飲んでいる量を把握してくださっているのか、タイミングよく「お茶のお代わりされますか?」と、聞いてくださりました。
高級感溢れる客席や料理だけでなく、毎回ホスピタリティの高さを感じられるので、今では2〜3ヶ月に1回のペースで再訪しています。
営業時間は、昼は11時半〜14時半、夜は17時半〜21時。
定休日はなし(ビルの休館日に準じます)。
ランチタイム時の予約可。子連れ、ベビーカー入店可能です。
ランチの飲茶コース3680円を食レポ!
コスパが良いので毎回ランチコースを注文しています。
今回はこちらのコースをいただきました。
飲茶コース3680円
①本日の焼き物とクラゲの冷菜
②本日の二種蒸し点心の盛り合わせ
③スープ入り蒸しショウロンポウ
④かにと海老のすり身包み揚げ胡麻風味
⑤ニラと豚肉の煎り焼き点心
⑥腸詰めと干し海老入り大根餅
⑦季節野菜のさっぱり炒め
⑧中国風ちまき
⑨ワンタンスープ
⑩杏仁豆腐と一口中国菓子(マーラーカオ)
店内奥の個室に案内くださりました。
非日常で高貴な雰囲気漂う客席。
席に着くと香りの良いお茶とともに冷菜の盛り合わせをいただきました。
本日の冷菜は焼豚と鴨肉ローストとクラゲ。
どちらのお肉も少し甘めの味付けにほんのりお茶の香りがしました。
クラゲはコリコリ、プリプリとした食感のハーモニーを楽しめます。
飲茶は3種類運ばれてきます。
中の具材はもちろん、皮までツルっとプリプリで食材の旨味が口いっぱいに広がります。
小籠包はジューシー感溢れる肉の旨味と、肉汁はしつこい脂っこさは全くなく、何個でも食べれてしまうほどです。
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かにと海老のすり身包み揚げ胡麻風味は、このコースの中で1番の楽しみにしているメニューです。
直径5センチ程のカニの甲羅に似せた胡麻たっぷりの揚げ生地の中に、かにと海老のすり身がたっぷり入っています。
旨味のパラダイスと言えるような甲殻類の出汁と旨味、胡麻の香ばしさが楽しめます。
ニラと豚肉の煎り焼き点心は香ばしいニラ饅頭のようで、腸詰めと干し海老入り大根餅は片栗粉をまぶしたようなおやきのようなメニューです。
どちらも食べ応えがしっかりありますよ。
ジュワ〜っと広がる海老の風味は、クセになる美味しさです。
ここまで美味しくは作れませんが、自宅でも再現してみたいレシピです。
次に季節野菜のさっぱり炒め。
こちらの塩炒めは絶品。
野菜一つ一つに旨味が染みわたり、それぞれの素材の美味しさに邪魔をしないような味付けになっています。
さすがプロの織り成す料理は違いますね。
お米があったら何杯でもいただけるような上品な炒めものでした。
最後に、中華ちまきとワンタンスープがきました。
中華ちまきはモチモチした食感の中に細かな焼豚が入っており奥行きのある旨味がぎゅっと閉じ込められています。
ほんのりと茶葉の香りが良いアクセントです。
ワンタンスープは黄金色のスープ。
ツルっとモチっとしたワンタンと、中華ちまきを一緒にいただくのがおすすめです。
食後のデザートは、甘すぎないつるんとした杏仁豆腐と、熱々でふんわりと作られたマーラーカオ(蒸しパン)。
ちょうど良い量で心地よい満腹感になりました。
桃花林のコースは全体的に素材の旨味をメインに生かした味付けです。
過度に調味料は使われておらず、品のある美味しさを堪能できます。
さいごに
あらゆるシーンでカジュアルな中国料理を楽しむなら「桃花林」をおすすめします。
アクセスの利便性、料理の芸術性、コスパ、ホスピタリティが高いからです。
食事を終えた後は、近くに商業施設のコレド室町や三越、マンダリンオリエンタルホテルなどがありますので、ショッピングやカフェを楽しむことができます。
ぜひ一度「桃花林」で本格中華を食べてみてください。
またこちらには、関東のグルメをまとめた記事がありますので、お店選びの参考にしてください。