日常の疲れを癒すために、美味しいものを食べて温泉でゆっくりしたくなることってありますよね。
都会から離れている所には時間の余裕がないとなかなか行けませんが、大阪の中心地、梅田から少し足を伸ばしたところにおすすめのお店「汐の湯温泉」「九岳庵」があります。
今回はぼたん鍋が名物の「九岳庵」をご紹介していきたいと思います。
能勢の温泉旅館の汐の湯温泉にあるお食事処「九岳庵」では、会席料理や定食の他、冬場はぼたん鍋が食べられる
阪急の梅田駅から川西能勢口で能勢電鉄に乗り換え、山下駅へ。
そこから阪急バスに乗り継ぎます。
梅田から片道1時間強の、のどかな能勢の田園風景の中にあるのは能勢の温泉旅館の「汐の湯温泉」。
こちらのお食事処「九岳庵」では、会席料理や定食の他、冬場はぼたん鍋が頂けます。
今回、このぼたん鍋を目当てに、電車とバスを乗り継いで向かいました。
路線バスの本数はかなり少ないので、アクセスは車がおすすめです。
九岳庵の開店時間は11時ですが喫茶店は朝早くから営業されている
お店の入り口は、旅館の入り口とはまた別で、旅館の入り口の反対側になります。
一見喫茶店かな?と思う外観ですが、喫茶店の入り口から入った奥がお食事処の九岳庵でした。
九岳庵の開店時間は11時で、ちょうど良い路線バスがなかったので、10時半頃に到着してしまいましたが、喫茶店の方に声をかけてみると、開店時間までお食事処の席に座らせてもらえました。
喫茶店は朝早くから営業されているので、もし少し早めに着いてしまっても、声をかけてみると入れてもらえると思います。
スポンサーリンク
ぼたん鍋は、メインのぼたん鍋の他、付き出しとご飯、汁物とデザートが付いて5400円
ぼたん鍋は、メインのぼたん鍋の他、付き出しとご飯、汁物とデザートが付いて5400円(税込み)です。
旅館での温泉入浴料もこの中に入っているので、のんびりぼたん鍋を頂いた後は、温泉に入ってのんびりできます。
ちなみにぼたん鍋は、このお食事処でも食べられますが、8000円~のお値段で旅館のお部屋食にもできるようです。
あっさりお出汁に猪鍋をしゃぶしゃぶして、味噌タレに付けて頂くスタイル
ぼたん鍋で有名な丹波篠山では、濃い味噌のお出汁で猪肉をぐつぐつよく煮て食べるイメージが強いのですが、こちらのぼたん鍋は、あっさりお出汁に猪鍋をしゃぶしゃぶして、味噌タレに付けて頂くスタイルでした。
猪肉は普通、臭みや灰汁が出やすく、そのため臭み取りも兼ねて、濃い味噌のお出汁でぐつぐつ煮ますが、こちらの猪肉は丁寧に下処理がされているため、しゃぶしゃぶでも食べれるんださうです!
丹波篠山スタイルのぼたん鍋は何度か食べたことがありますが、まさか猪肉をしゃぶしゃぶで頂く日が来るとは。
実際に食べてみると、嫌な臭みは全くなく、とても美味しかったです。
板長さんこだわりの手作り・味噌タレ
味噌タレは、板長さんこだわりの手作りらしく、甘めの味付けが病み付きになります。
販売があれば買って帰りたいほど気に入りました。
私が訪問した日は、残念ながらお味噌に余裕がなかったのですが、当日のお味噌の仕込み量に余裕があれば売ってもらえるようなので、食べて気になった方はお店の方に声をかけてみてください。
猪肉の他、お野菜もたっぷり。
白菜は下茹でされているので、さっと湯通ししたら食べられます。
こんにゃくとお豆腐も風味が豊かで、普段スーパーで買って食べているものとは、全く別物でした。
最後には白ご飯と汁物、デザートまである
お野菜の量が山盛りあるので、お鍋だけでも満足感がすごいですが、最初に付きだしと、最後には白ご飯と汁物、デザートまであるので、かなり満腹になりました。
付きだしは酢の物やたこ煮付け、たこわさ、鴨肉、数の子の5種類で、どれも手が込んでいてとても美味しかったです。
最初はランチに5400円、贅沢!と思いましたが、お料理の量、質共に大満足で、ご飯を食べた後には温泉にも入ってのんびりできて、とても良い休日になりました。
ちなみに私はご飯→温泉の順番にしましたが、温泉に入ってからご飯にもできるようなので、お好みの順番で楽しんでください。
汐の湯温泉の営業時間や定休日、住所について
営業時間:早朝タイム6時~10時 11時~23時
定休日:なし
住所:〒563-0362 大阪府豊能郡能勢町森上317
;
さいごに
冬場はぼたん鍋でしたが、春はお花見弁当や竹の子料理、夏は生州の鮎料理、秋は栗や松茸料理など、四季折々のお料理を楽しめるお店です。
都会の喧騒から少し離れて、美味しいご飯をのんびり食べて、温泉にも入って、癒されに行ってみてください。
またこちらには近畿のグルメをまとめた記事がありますので、お店選びの参考にしてください。