自転車で稲城長沼駅駅周辺を走っているときに のぼり だけは何度か見かけたことがありましたが、お店までは覗いたことはありませんでした。
時がたった外観の集合商店街のようないでたちは、初めて訪れるものを拒むように、何やら怪しげな雰囲気を漂わせており入りにくそうだし、店内も見ることができないため入る勇気がもてなかったのであります。
駅前に新しくスーパーがオープンしても 関係なし とばかりに我を貫くしタイルは非常に魅力的。
しかし、稲城長沼駅周辺をコンプリートしたいと思っていたので、今日こそは行くぞ!と気を引き締めて向かったのが 三来軒 です。
今回はその三来軒 で食べたラーメン半チャーハンのAセット750円 について書いてみたいと思います。
JR南武線 稲城長沼駅近くの中華料理店 三来軒
表には ラーメン とだけ黄色ののぼりがたっていますが、お店の入り口はこのようになっていました。
別の入り口です。
昭和からタイムスリップしたような雰囲気はありすぎるほど味わいがあります。
好きだわーこの雰囲気!などと思いながらお店には行ってみると、愛想のよいお店の方に迎えられてお水を出していただきました。
メニューは店内の壁にいくつも張られておりましたが、どれも魅了的で決めることができなかったので目の前にあったこちらのAセットを頼むことに。
三来軒のメニュー
別の日にお店の前を通りがかると窓にメニューが張られておりました。
戻ります。
肌寒い日の訪問だったので、温かいお茶をサービスで出してくれました。
このお茶を飲んで心もほっこりです。
カウンターは見慣れた街中華風の赤というか?ピンクというか?経年劣化でいい色になっております。
またこちらのお店にはカウンターのみで座敷やテーブル席は用意されておりません。
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7分でチャーハンが提供されてきました。
カウンター越しに見える厨房の様子を眺めながら、どんな味のチャーハンとラーメンなんだろう?と期待していると出来上がってきたのがこちらの半チャーハンです。
パラっと炒められており、チャーハンの定番具材の卵やチャーシュー、グリーンピース。
多めに盛り付けられた紅ショウガが特徴のルックスです。
所々に大ぶりなチャーシューがうかがえます。
まずは一口
おおおおお!街中華のチャーハンという味か~?と思わせつつ、遠くに中華の調味料である八角が存在しております。
八角は得意な食材ではないものの、この味は好きなタイプです。
できれば半チャーハンとラーメンではなく、半ラーメンとチャーハンの組み合わせで頼みたいくらいな好みの味。
いけてる♪
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昭和を感じさせる、これぞ街中華の味 三来軒 の醤油ラーメン
店構えといい、店内の雰囲気といい、おそらくそうであろうと想像はしておりましたが、期待を裏切らない、小さなころから食べなれた昭和を感じさせる醤油ラーメンです。
色は濃いですが透き通ったスープです。
厚切りのチャーシューです
メンは少し細めの中太ちぢれ麵と言ったところでしょうか?
街中華の代名詞と言ってもいいくらいなじみのあるスタイルの麺です。
なぜかナルトを見ると心が和みます。
メンです。
おおおおおお!やはり想像した通りの懐かしさを感じさせる醤油ラーメンなのであります。
とんこつラーメンやコッテリ系のラーメンを食べなれた僕ではありますが、こうしたシンプルなラーメンを食べると落ち着くのは何故でしょうか?
おそらく田舎ではこのようなスタイルのラーメンを食べていた記憶がそう感じさせてくれるのでしょう。
提供された半チャーハンと相性のいいラーメンなのであります。
稲城長沼駅近くの 三来軒 の営業時間や定休日、住所について
営業時間:不明
定休日:不明
住所:〒206-0802 東京都稲城市東長沼517
さいごに
微妙に栄えているとはいいがたい矢野口~稲城長沼~南多摩駅周辺ですが、なかなか個性的な飲食店が存在しており、今回伺った稲城長沼駅周辺の 三来軒 は ザ・昭和 と言ってもいいくらいドシッと落ち着いた風情とたたずまい。
いつまでも変わらないであろう懐かしの味わい。
どれをとっても長く、いつまでも長く存続してほしいお店なのであります。
個人的にはチャーハンの味が好みなので、また次回はチャーハンを頼みつつ、もう一品新しいメニューを開拓させていただくつもりです。
かすかに八角がかおるおいしいチャーハンと、なつかしく美しい醤油ラーメンを食べることができて、今日もおなか一杯幸せいっぱいでごちそうさまでした。
またこちらには、稲城と稲城長沼のランチをまとめた記事がありますので、お店選びの参考にしてください。
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